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映像をクロマキーで合成する

vol.31 映像をクロマキーで合成する

クロマキー合成について

クロマキーと言えば、
一面青い背景を背負って役者が演技すると、
後でその青い部分に、別の映像を映して
合成することができる、あれですね。

「キー」というのは、
指定した部分を透明にする技術
とでもいいましょうか。

クロマキーは色の情報を元に透明部分を作るわけですが、
その他に、形を元に透明を作るマットキーや、
輝度の差を利用して透明を作るルミナンスキーなどがあります。

ちなみにクロマキーと言えば、青や緑の背景が頭に浮かびます。
これは、人物の色の中に青や緑の要素が少なく、
後の調整がしやすいことからこの色が選ばれているのですが、
なかなか個人で一面青や緑にするわけにいきませんので、
今回は、白背景で合成をしてみることにします。

映像をクロマキーで合成する

まずは、こちらの映像をご覧ください。

先週のタイトル映像の作り方(2)の動きに似ていますが、
実写で指を動かす映像を撮影し、
静止画のリボンの画像を動かしているという構図になっています。

実写で指を動かしている映像の背景を
クロマキーで抜いて合成します。

今回も動画編集ソフトはプレミアエレメンツ7を使っています。
では、具体的な方法です。

1)指の映像を撮影する

  先週のタイトル映像の作り方(2)で撮影した素材を
  流用しています。

  前回の素材と少し違うのは、
  壁に指をくっつけていなくて、
  空中で動かしているというところです。

  壁に指をくっつけていると、
  影が色濃く出ていたため別カットとして撮り直したものです。

  背景がなるべく一色に統一されている部分を
  選んで下さい。

2)背景画像を作る

  指に合わせて動く背景画像を作ります。
  今回は、「フォトスタジオの無料写真素材」さんの、
  リボンの素材を使わせていただきました。
  ありがとうございます。

  こちらのリボンの素材の気にいったものをダウンロードし、
  フォトショップエレメンツなどで縦長の素材を作ります。
  僕は、8個のリボン素材をつなげて853×4416pxにしました。
  これをJPEGで保存します。

クロマキー合成・背景画像

3)素材を配置する

  ビデオ1に2)で作った背景画像を配置し、
  ビデオ2に1)で作った指の映像素材を配置します。

クロマキー合成・映像の配置

  この時、背景画像のクリップの長さ(尺)は、
  指の映像に合わせた長さに調整して下さい。

4)クロマキーを適用する

  ムービーの編集→エフェクト→ビデオエフェクト
  →キーイング→クロマキー
  を選択し、
  ビデオ2に配置した指の映像のクリップに
  ドラッグ&ドロップします。

クロマキー合成・クロマキーエフェクトの適用

  さらに下にある「エフェクトの編集」をクリックし、
  クロマキーのかけ具合を調整します。
  ここでは、
  カラーの部分のスポイトで指の映像の壁の部分を
  クリックしてクロマキーをかける色を指定しました。
  すこしグレーの入った白になっています。

  また、類似性を8.1%、ブレンドを11.2%にしました。
  うまく下の画像が抜けて見えるように
  調整して下さい。

クロマキー合成・エフェクトのプロパティを調整

  上手く行くと、こんな感じの映像になっていると思います。

5)背景画像を動かす

  次に位置のプロパティにキーフレームを打って、
  背景画像を動かします。

  指が画面をタッチする瞬間から
  画像を下へスクロールさせて、
  最終的に最後のリボンまで来るように
  調整します。

  背景画像の動かし方は、
  「静止画を動かす」でやった方法と同じですので、
  こちらを参考に動かして下さい。

  うまく指に合わせて背景が動くようになれば完成です。

クロマキーというと、
なかなか難しそうですが、
撮影の時に、ちゃんと1色の背景を選んでいれば、
ある程度は上手くいくようです。

プロのCMみたいな合成を・・・、
というわけには行かないかもしれませんが、
ちょっとしたものなら作れるので、
是非挑戦してみて下さい。




 

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